厚手tシャツの目安とは？

Tシャツの厚みの違い、厚手のTシャツは何オンスから？

一般的なTシャツの厚みの定義として、6オンスという重さを超えるとヘビーウェイトTシャツと呼ばれ厚手という部類に入ります。 しかしながら一言に6オンスといいましても、使用してる糸、編み方、等によっても同じ6オンスでも厚手に感じられたり、薄手に感じられたりします。 定義としてはヘビーウェイトと呼ばれるのが6オンスを超えたあたりからですが、ずっしりしっかり厚手だと感じられるのは7オンスを超えないと感じられないかもしれません。

同じ6オンスでも違いがある

6オンス台のTシャツでも例外として、タフで高品質な無地Tシャツの商品は6.2オンスの重さの生地ですが、しっかり厚手だなと思います。これは、毛羽たちを取り除いた高級なコーマ糸を使用し、しっかり度詰めで密度を高く編みこまれているからです。 逆に、6オンスのチャンピオンTシャツ(とにかくチャンピオンブームの時に売れに売れたTシャツです。)は、6オンス＝ヘビーウェイトという部類に属してますし、厚手だなという6.2オンスのTシャツと比べ、0.2オンスしか変わらないですが、厚手には感じられません。その為、Tシャツの厚みをオンスの数値だけでは判断できない難しさがあります。

- 6.2オンス -	- 6.0オンス -
しっかりとした厚み 度重なる洗濯にも強いへ垂れない 高品質なTシャツ	人気のチャンピオンのシンプルな袖ロゴワッペン Championの無地Tシャツ

後悔する厚さ10.2オンス

厚手のTシャツが好きな方も多くおりますが、厚手過ぎるTシャツ生地の場合伸縮性がなくなってしまうというデメリットがあります。 2023年6月現在のTシャツ取り扱い一覧で、もっとも厚手の生地が10.2オンスという目いっぱい密度の高い度詰りのTシャツが存在します。このTシャツは厚手過ぎる故に、伸縮性が殆どなく、脱ぎ着するのが窮屈です。更に洗濯した際に乾きにくいという問題もありますが、なぜか大変人気を頂いており、好調な販売数です。その厚さゆえ、夏のTシャツシーズンに、厚すぎてまったく役に立たないTシャツに仕上がりました。しかしながら、白Tシャツの透けにくさではピカ一です。更に、厚手の為、乳首が浮いてしまうということもありません。透けない白Tシャツや乳首の浮かないTシャツを探している方には向いているアイテムだと思います。

- 10.2オンス -

白Tシャツもほぼ透けません

なぜ中厚が一般的なのか

人それぞれ感じ方の違いがあり、同じTシャツを着用しても、「薄手」だと感じる方もおりますし、「厚め」だなと感じる方もおります。商品を販売していて、どのようにしたら一番伝わるのか試行錯誤の毎日です。私たちプロが厚手ですとご説明した場合でも、「思ったほど厚手じゃなかった」とおっしゃる方もおります。数値上ではわからない部分＝つまり、触れてみないとわからないこと、も多く、通販といった販売方法では商品の画像と言葉のみでいかに伝えられるかが重要です。
例えば、糸の種類でオープンエンド糸とリングスパン糸というものがあります。一般的にお店で多く販売されているものは、リングスパン糸を使用しており、滑らかで肌さわりが良いのが特徴です。オープンエンド糸はゴワゴワ（ざらっと）した肌さわりが特徴で、無骨という言葉が合います。

仮に、同じオンスのTシャツで、リングスパン糸とオープンエンド糸を使用した2種類のTシャツがあったとします。この場合、Tシャツの重量は同じなのですが、触った質感、着心地、雰囲気でオープンエンド糸を使用したTシャツのほうが厚手に感じられると思います。しかし、重複しますが、Tシャツ自体の重さ＝オンスは一緒です。

このように、糸一つの質感によって厚く感じられるか、そうではないかということも変わってくるのです。厚手といっても人により感じ方が違ったり、判断基準が難しかったりするため、「ちょうどよい厚さ」「一般的な厚さ」という説明が簡単で、「もっとも多く販売されているTシャツの厚みです」と無難におすすめできるので、中厚のTシャツが最も多く存在するのはこのようなことがあるからなのかもしれません。（価格帯やトレンド性といった要素でも、中厚のTシャツが人気の理由でもあります。）

より厚手のTシャツを探している場合は、「AとBのTシャツはどちらのほうが厚手に感じられますか？」といった内容でも、ご質問いただければ迅速にお答えいたしますのでお気軽にをお問合せ下さいませ。

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