無地市場ではオレンジの無地パーカーを販売しております。
もちろん無地だけではなく、オリジナルプリントをすることも可能ですのでお気軽にお問合せ下さい。
2010年頃まではオレンジのパーカーも各メーカーなどで生産されておりましたが、あまりオレンジ色が選ばれなくなりどんどんなくなっていきました。
当たり前のことですが、メーカーは売れなければ商品を廃盤(売り切りで追加生産なし)してしまいます。そんなことで、巷からオレンジのパーカーが消えていってしまったのです。
つまり、オレンジのパーカーはあまり売れていなかったのですが、なぜ無地市場がオレンジのパーカーを作ったということをご説明いたします。
1.あまり売れなかったオレンジのパーカー
「なぜオレンジのパーカーを辞めてしまうのですか。」
オレンジ色が廃盤になったときに、各メーカー担当に問い合わせました。
担当の答えはもちろん、
「全然売れないからです。」
当たり前ですよね。売れていたら辞めるはずがない。売れないからやめてしまうのは至極当然の答えでした。
そもそも、小売店は在庫をあまり持たず、注文が入ってから仕入れる仕組みのところが大半です。在庫を持たないからこそ、商品が売れなかった時のリスクを背負わないのです。
もし、オレンジのパーカーの在庫を持ってくれるのであれば、メーカーも作っていたのでしょうが、売れていない事実があり、在庫リスクの高い商品はやめてしまったほうが経営的にも理にかなっているのです。
そのような状況から、これ以上続けていても割に合わないメーカーはどんどん売れない色、商品を辞めていったわけです。
2.オレンジパーカー難民
メーカーがこぞってオレンジのパーカーを辞めてしまってから、「オレンジのパーカーはありますか。」というお問い合わせも少なからずありました。
しかし、メーカーが辞めてしまうのも当然ながら、オレンジのパーカーを求めている割合は決して高くなく、しばらくはオレンジ色が無くても十分対応できる状態までなりました。
そもそもオレンジ色はそれほど求められているわけではなく、ミニオンであれば黄色のパーカー、おそ松さんであれば紫や緑といったパーカーですが、特にキャラクター等のテーマカラーではないオレンジは爆発的な需要はありません。
そんな状況で、大量枚数を生産しなくてはいけないリスクをとるはずがなかったのです。
ところが秋や冬の厚手のシーズンになると、オレンジのパーカーがあるかというお問合せも毎年出てきます。
最初は、オレンジのパーカーは無いということでお断りしていましたが、いつも断ってしまうのは心苦しかったのも正直な気持ちでした。
このオレンジパーカー難民をどげんかせんといかんということで、オレンジパーカーを無地市場が生産しなくてはという気持ちに徐々に変わっていったのです。
3.みかんオレンジパーカー完成
そんなこんなでミカンのパーカーオレンジのパーカーが完成しました。
※生産に至るまでの背景は長くなるため省略。
ひとりのお客様の声からオレンジのパーカーを作らなくてはと決意し、在庫がてんこ盛りになったオフィスを見てオレンジのパーカーを作って良かったと思いました。
現在はひとりひとりの意見を拾い上げ、ペールカラーといったものまで生産しました。
在庫がてんこ盛りになったオフィスを見てペールカラーのパーカーを作って良かったと思いました。
そしてつい最近では更にひとりひとりの意見を拾い上げ、マカロンカラーといったものまで生産しました。
在庫がてんこ盛りになったオフィスを見てマカロンカラーのパーカーを作って良かったと思いました。
つまり、私たちはひとりひとりのご意見を大切に、聞く耳を傾けております。
無かったものを生産するということはとても大変で、リスクが大きい事ですが、在庫がてんこ盛りになったオフィスを見てオレンジのパーカーを作って良かったと思いました。